私には、難病を持つ家族がいます。
お腹が痛くて痛くて、毎日強い鎮痛剤を飲みながらも眠ることが出来ず、年々、体調が悪化していく病気のため、今では口から食事を取ることも叶わず、首から管を通して、チューブから栄養を取りながらも前を向いて生きている家族がいます。
昨日は、入院中のその家族に、ヘッドセラピーをしにいきました。
その家族が、痛くてつらい状態の中、ベッドでうずくまりながらも、笑顔で私に
「気持ちがいい~、気持ちがいい~」
「やっぱりプロは違うな~」
「気持ちよくて楽になった」
「ありがとう、ありがとう」
と何度も言ってくれました。
自分の手も、目指している『癒しの手』になってきたのかな?とちょっぴり、うれしかったです。
病院で入院している方の周りにはたくさんの家族や友人がいます。当然です。
そのお見舞いに来ている方たちは、その病気で入院している方が少しでも楽になってほしいと強く願っています。当然です。
しかし、私は家族を病室のベッドで癒している時に思いました。
このお見舞いに来ている人たちが、「癒しの手」を持っていたら、きっと、言葉の応援にプラスして直接、触れて楽にしてあげるだろうなと・・・。身体をさすりながら、気持ちが楽になる言葉を伝えるだろうなと・・・
私は、家族をヘッドセラピーしながら、身体に触れながら、強く思いました。
病室でも、ベッドの横でできる、この癒しをこのお見舞いに来ている全ての人が出来たら、入院している人も、お見舞いに来た人も幸福とはいえないこの場所で、「幸福を感じるひと時」を生むことができると・・・。それは、きっとお互いに幸せだろうなと・・・。
私の生い立ちは、「半径5m以内の人たちを癒し、安らぎと安心感を届ける」という使命にどうしても繋がるのです。
まだまだ認知度がない「ヘッドセラピーを広めたい」
この病院に関わる全ての人に、病気を持つ家族がいる全ての人に、癒しをその場ですぐに産み出すことが出来るようになってもらいたいと心の底から思いました。
家族に直接癒しを届けられるのが、この病室の大部屋で「自分だけ」というのは、もうそれは罪だと思ったのです。
だから、私は「半径5m以内の人を癒したい」と思う全ての人に、「癒したいと思う人がいる」全ての人に、癒しの最適なツールであるヘッドセラピーを伝道し、知ってもらわなければいけない。
これからは、「ヘッドセラピー」を知らない方に、「癒しを自分から産み出す力」を潜在的に欲している方に、積極的に『こういう最適なツールがありますよ』と伝えていきます。
「知る人ぞ知る」では、いけないのですね。
もっともっと積極的に、『ヘッドセラピーを知らないことは損だよ』と言い過ぎかもしれないけれど、本当に心からそう思うから。
むずかしくなんてありませんよ!ヘッドセラピーは。
ポイントを理解して、共感できる心があれば誰だって出来るようになりますよ!
「頭は心の反射区」だと考える私は、この癒しの最適ツールを、世界に広げていきたいと強く思います。
※妹は2019年の夏に天国に旅立ちましたが、この癒やしが世界中に広まることを応援してくれていると思います。
妹よ、お兄ちゃん、がんばります!